7月18日(日)には、由利本荘市内の花の名所などを巡るバスツアーが行われました。最初に、石脇緑を守る会と南内越ボランティアグループの花壇を見学し、現地では各グループの方が出迎えてくださり、丁寧に花壇づくりの説明をしてくださいました。
鳥海山木のおもちゃ美術館では、県立ゆり支援学校の協力を得て整備された新しい花壇やプランタ花が設置され、花いっぱいのおもちゃ美術館の雰囲気が醸し出されていました。参加者は木造の旧鮎川小・中学校を改装した美術館で思い思いの時間を過ごしていました。
次に、由利本荘市で盛んに生産されている「秋田鳥海りんどう」の生産現場の見学として、農事組合法人平根ファームのリンドウの圃場とJA秋田しんせいの花卉集出荷施設を訪れ、実際に栽培されているリンドウの見学と集荷や出荷の仕組みについて説明をしていただきました。
最後は、西目のハーブワールドAKITAで昼食を取り、園内のハーブ園やフラワーガーデンを見学しました。参加者は全員秋田県内の方々でしたが、中には初めてという方もいらっしゃり、皆さん大変満足していただけたようでした。
今回の現地見学会では、由利本荘市内の地域のボランティアが作っている花壇や秋田鳥海リンドウの生産現場などを巡り、花のまちづくりが及ぼす地域の活性化を改めて学ぶことができました、また、こうした機会が秋田県内の花のまちづくり活動の更なる活性化につながることと期待しています。