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「花によるまちづくりセミナー」を開催します


花を介した県民協働の輪を広げ、花の社会性を活用した新しいコミュニティづくりや多世代交流・花育の推進など、多様な主体による花のまちづくりを進め、活力ある秋田づくりを目指して、「花によるまちづくりセミナー」を開催します。

日 時:令和5年3月14日(木)午後1時30分から午後3時30分
場 所:由利本荘市由利コミュニティセンター「善隣館」
定 員:100名
参加費:無料
主 催:秋田県、秋田県花いっぱい運動の会

今回は、「えきからはじまる 花のまちづくり」をテーマとして、十文字環境美化を考える会の佐々木仁さんより 道の駅十文字とJR十文字駅の花だんづくりの取り組みについての活動発表と、太田町で「花の駅」として花だんづくりに取り組んでいるおおた花の会の活動発表を、会長の大信田祐子さんよりして頂きます。パネルディスカッションでは、由利高原鉄道の各駅を活用した賑わいづくりの一環として、花の駅づくりを計画している由利総合支所の市民サービス課長佐藤弘幸さんを交えて、意見交換を行います。

皆様のご参加、お待ちしております!

「花によるまちづくりセミナー」を開催しました

令和5年3月1日、秋田市の遊学舎を会場に「花によるまちづくりセミナー」を開催しました。当日は県内各地域で花壇づくりや花いっぱい運動に取り組んでいる方々など約50名が参加してくださいました。
最初に、第58回全県花だんコンクールにおいて知事賞を受賞された、工藤光子さんによる花壇づくりについての活動発表がありました。雪が解けはじめる3月から、雪が降る12月まで、工藤さんが手がけるご自宅の花壇や地域の道路花壇の写真と、各月に行っている作業内容、土作りや肥料に関するお話を丁寧にしてくださいました。あらためて花の管理の大切さを感じました。そして工藤さんの花に対する思いが花壇に現れ、通る人々の心を癒し、コミュニケーションの場となっているようでした。
 次に 由利本荘市で『ガーデニングcafe花草』の店主をしております吉尾聖子さんから、「~私の花草物語~」と題して活動発表がありました。吉尾さんと花との関わりや、『ガーデニングcafe花草』を始めたきっかけ、プランツギャザリングのお話など、お花を通したたくさんの素敵な出会いや、地元地域の活性化への繋がりを感じるお話をしてくださいました。
参加くださった方々には、お二人の花に対する思いと素敵な花の写真で心が和み、また、今年も花壇づくりをがんばろうという気持ちになって頂けたのではないでしょうか。

全国花のまちづくり由利本荘大会/現地見学会

7月18日(日)には、由利本荘市内の花の名所などを巡るバスツアーが行われました。最初に、石脇緑を守る会と南内越ボランティアグループの花壇を見学し、現地では各グループの方が出迎えてくださり、丁寧に花壇づくりの説明をしてくださいました。
石脇緑を守る会2 石脇緑を守る会
南内越ボランティアグループ2 南内越ボランティアグループ

鳥海山木のおもちゃ美術館では、県立ゆり支援学校の協力を得て整備された新しい花壇やプランタ花が設置され、花いっぱいのおもちゃ美術館の雰囲気が醸し出されていました。参加者は木造の旧鮎川小・中学校を改装した美術館で思い思いの時間を過ごしていました。
鳥海山木のおもちゃ美術館2 鳥海山木のおもちゃ美術館

次に、由利本荘市で盛んに生産されている「秋田鳥海りんどう」の生産現場の見学として、農事組合法人平根ファームのリンドウの圃場とJA秋田しんせいの花卉集出荷施設を訪れ、実際に栽培されているリンドウの見学と集荷や出荷の仕組みについて説明をしていただきました。
JA秋田しんせい集出荷施設
園芸メガ団地リンドウ圃場 園芸メガ団地リンドウ圃場2

最後は、西目のハーブワールドAKITAで昼食を取り、園内のハーブ園やフラワーガーデンを見学しました。参加者は全員秋田県内の方々でしたが、中には初めてという方もいらっしゃり、皆さん大変満足していただけたようでした。
今回の現地見学会では、由利本荘市内の地域のボランティアが作っている花壇や秋田鳥海リンドウの生産現場などを巡り、花のまちづくりが及ぼす地域の活性化を改めて学ぶことができました、また、こうした機会が秋田県内の花のまちづくり活動の更なる活性化につながることと期待しています。

ハーブワールドAKITA ハーブワールドAKITA2

全国花のまちづくり由利本荘大会/展示スペース、会場装飾、花の広場

会場の由利本荘市文化交流館「カダーレ」では、大会を盛り上げるために様々な花の装飾や展示が行われました。ギャラリーでは、秋田県華道連盟16流派によるいけばな作品展が行われたほか、秋田県花いっぱい運動の会の全県花だんコンクール写真展と由利本荘市御殿毬を愛する会による御殿毬(ごてんまり)の作品展示が行われました。
秋田県花いっぱい運動の会写真展_本荘御殿毬展
秋田県花いっぱい運動の会ブース(1) 秋田県花いっぱい運動の会ブース(2)
秋田県華道連盟_いけばな展

また、会場内は、若手フローリスト集団「花actあきた」(秋田県花卉小売商業協同組合の青年部)による県産花卉を使用した花の装飾が施され、特に秋田鳥海りんどうを使って制作された鳥海山のモニュメントでは、作品をバックに記念撮影をされる来場者がたくさんいらっしゃいました。
秋田鳥海りんどう花のモニュメント

屋外のポケットパークでは、花の広場が開催され、日本造園建設業協会秋田県支部による花のあるミニ庭園の作品展示や秋田県緑化推進委員会の緑の募金プランターの設置、むつみ造園土木のプランター設置、秋田県花いっぱい運動の会によるミニ花壇の展示などが行われ、花のあるまちづくりの明るい雰囲気が感じられました。
日本造園建設業協会秋田県支部_ミニ庭園
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秋田県花いっぱい運動の会ミニ花だん (1)緑化推進委員会_緑の募金プランター
むつみ造園土木(株)_プランターと休憩コーナーホワイエ花装

第27回全国花のまちづくり由利本荘大会が開催されました。

 去る7月17日(土)~18日(日)の2日間にわたり、由利本荘市を会場に「第27回全国花のまちづくり由利本荘大会」が開催されました。この大会は、花のまちづくりコンクール推進協議会(公益財団法人日本花の会など)が、全国の都道府県や市町村との共催で花のまちづくり活動を推進し、地域の活性化を図ることを目的として毎年開催されているものです。秋田県では平成10年に秋田市で開催されて以来、23年ぶり2回目の開催となりました。また、本来であれば、全国から花のまちづくり活動に関心のある多くのお客様をお迎えして、盛大におもてなしや交流、情報交換をさせていただく予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、参加者については、秋田県内在住の方のみを対象とさせていただきました。そのため、会場に来られなかった方々のために大会の様子は動画配信され、特別講演もオンラインで行われるなど、ICT技術を活用したコロナ禍での新しい形の大会になりました。

式典開会式

 今回の由利本荘大会は、「花ほほえみ 風薫る ゆりほんじょう」をテーマとして、由利本荘市文化交流館「カダーレ」を主会場に式典などが行われたほか、2日目には地域のボランティアによる花のまちづくり活動や由利本荘市内で盛んに栽培されている「あきた鳥海りんどう」の生産現場などの見学会が行われました。

 7月17日の式典では、佐竹睦子実行委員長(秋田県花いっぱい運動の会会長)が開会宣言をした後、主催者として、佐竹敬久秋田県知事と湊貴信由利本荘市長が挨拶に立ち、また、花のまちづくりコンクール推進協議会の野路國夫会長はビデオレターでの挨拶となりました。

佐竹睦子実行委員長(秋田県花いっぱい運動の会会長)
佐竹睦子実行委員長(秋田県花いっぱい運動の会会長)

 その後、秋田県花いっぱい運動の会が取り組んでいる事業の紹介から始まり、事例発表では、地元由利本荘市の「石脇緑を守る会」の石崎秀雄さんと佐藤正志さんの二人から、「ほほえみ花壇で思わずにっこり」という演題で、地域住民のボランティアによる花壇づくりに取り組んで、失敗や試行錯誤を何度も繰り返し、ようやく満足できる花壇ができたときの喜びと感動を伝えてくださいました。また、横手市の「十文字環境美化を考える会」の佐々木仁さんからは、「魅力度アップのまちづくりをめざして」という演題で、全国花のまちづくりコンクールで最高賞である国土交通大臣賞を受賞した時の経緯や地域の町内会やボランティアのほか、地元の企業や学校等との協働・連携による花のまちづくり活動や花のある景観づくりの取り組みについてご紹介いただきました。

由利本荘市「石脇緑を守る会」の石崎秀雄さんと佐藤正志さん
横手市「十文字環境美化を考える会」の佐々木仁さん

 そして、特別講演(オンライン)では、園芸家の杉井志織さんから、「新しい園芸のススメ~暮らしは楽しいほうが良い~」というテーマで、杉井さんが日頃から関わっているガーデニングや花壇づくりのほか、東京オリンピックに向けたトライアルガーデンについて紹介いただきながら、誰でも気軽にできるガーデニングや花の特性や土づくりについてお話を伺いました。

園芸家・杉井志織さんのリモート講演
園芸家・杉井志織さんのリモート講演

 オープニングアトラクションでは、最上谷会(平成30年「第58回郷土民謡民舞全国大会」において、民舞グランプリ大賞、内閣総理大臣賞を受賞)による民舞が披露され開会を盛り上げてくださいました。

最上谷会による民舞

花のまちづくりパネル展開催しました

花いっぱいで秋田を元気に!「花のまちづくり活動パネル展」を、遊学舎県民ギャラリーで開催しました。
パネル1

7月17日・18日、由利本荘市で開催される「全国花のまちづくり由利本荘大会」のPRを兼ねて、「全県花だんコンクール」にご応募いただいたパネルや写真を展示しました。
地域の方々が楽しく花のまちづくり活動に取り組んでいる様子が少しでも伝わればと思います。

「全国花のまちづくり由利本荘大会」について

「花ほほえみ 風薫る ゆりほんじょう」をテーマに、花によるまちづく り活動を推進し、地域の活性化を図ることを目的として、「全国花のまちづ くり由利本荘大会」を開催します。

【開催日、開催場所】
令和3年7月17日(土)、18日(日)
由利本荘市文化交流館カダーレ 他

【内 容】
●令和3年7月17日(土)
≪大会式典≫ 13:30 ~ 16:30
・オープニングアトラクション
・事例発表
・特別講演
NHK番組「趣味の園芸」などに出演中の杉井志織さんの講演を予定しています。
花によるまちづくりやガーデニングに興味をお持ちの方のご参加をお待ちしています。
講 師  園芸家 杉井 志織 氏
演 題  「楽しい園芸のススメ ~暮らしは楽しいほうが良い~」

≪大会交流会≫
新型コロナウイルス感染症の拡大状況を踏まえ中止します。

●令和3年7月18日(日)
≪現地見学会≫ 8:00~14:20
由利本荘市内の花によるまちづくり活動や秋田鳥海りんどうの生産現場などを見学します。

【参加申込】
大会参加(式典・現地見学会)は事前申し込みが必要です。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大状況を踏まえ、参加は秋田県内在住の方に限定します。
次のWEBサイトからお申込みください。
https://sec.tobutoptours.co.jp/web/evt/city-contest/
(東武トップツアーズ (株)秋田支店)

(参加申込期間)
令和3年4月26日(月)~ 令和3年6月14日(月)

【動画視聴申込】
由利本荘市文化交流館カダーレで行われる式典の様子をYouTubeでライ ブ配信するほか、録画配信も行います。
動画を視聴するためには事前に申し込みが必要ですので、次のメールアド レスに必要事項を入力し、送信してください。
後日、視聴に必要なURLをメールでご連絡します。
・E-mail hanaippai@akitahana.com(秋田県花いっぱい運動の会)
・必要事項
メール件名:動画視聴の申込について
メール内容:氏名、住所、電話番号
・申込期限:令和3年7月12日(月)

【お問合せ】
【大会、動画視聴に関するお問合せ】
・秋田県花いっぱい運動の会 (秋田県ゆとり生活創造センター(遊学舎内))
電話 018-839-8191(平日 10:00~17:00)
【大会参加・宿泊に関するお問合せ】
・東武トップツアーズ株式会社秋田支店
電話 018-866-0109(平日 9:30~17:30)
FAX  018-866-0177

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・大会リーフレットのダウンロード
大会リーフレット[1213KB]

あきた花めぐり手帖を作成しました

このたび秋田県と秋田県花いっぱい運動の会との協働事業により、秋田県内の花の見どころや花のイベントに関する情報を掲載した「あきた花めぐり手帖」を作成致しました。
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オールカラー32ページ、カバンに入れやすいハンディサイズ(A5)です。
お出かけやドライブなど、県内の「花めぐり」に是非ご活用いただき、花を介した活力ある地域づくり活動に、一層のご理解とご協力をいただければ幸いです。

掲載施設のほか、県内8地域振興局、市町村、観光施設等に配布する予定ですが、見つけられない場合は「秋田県花いっぱい運動の会(遊学舎内)」にお問い合わせください。

「花のまちづくり協働推進セミナー」を開催しました

令和3年3月2日(火)、秋田市の遊学舎を会場に「花のまちづくり協働推進セミナー」を開催しました。当日は県内各地域で花壇づくりや花いっぱい運動に取り組んでいる方々など約40名が参加してくださいました。
セミナーでは、秋田県内の地域住民による花のまちづくり活動や市町村による花いっぱい運動の事例発表が行われました。また、リモートで参加してくださった公益財団法人日本花の会の越後秀人さんから、全国の花のまちづくり活動の事例について話題提供をいただきました。
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最初に、羽後町生活環境課の髙橋浩子さんから、羽後町の花いっぱい運動の取組について事例発表がありました。羽後町では、平成26年度から町の環境美化と地域交流の活性化を目的として、「うごまち花いっぱい花壇コンクール」を開催するなど、花いっぱいの町づくりに取り組んでいます。
次に、大仙市太田町の後藤光三さんから、「おおた花の会」と公民館、学校、地域住民等が協働で取り組んでいる太田の花のまちづくり活動や「おおた花だんフェア」について事例発表がありました。また、後藤さん個人の家庭花壇に関する事例や工夫についてもご紹介いただきました。
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公益財団法人日本花の会の越後秀人さんは、東京からリモートで参加していただき、全国の花のまちづくり活動の事例や、自らが全国花のまちづくりコンクールに関わってきた経験の中で気づいたことについてお話をしていただきました。
越後さん「全国花のまちづくりコンクールは、単なる花壇コンクールではなく、周囲の景観との調和を考えて花を配置しているか、多年草や花木類も組み合わせて環境に負荷をかけない工夫をしているか、美しい街並みや風景づくりを考えているか、また、地域のコミュニティや住民、ボランティアがどのように関わっているかなど、花と人・花と社会との関わりの中で花が社会に及ぼすプラスの影響「花の社会性」を活かした花のまちづくりが行われているかを審査します。私がこのコンクールを通して気づいたことは、①花を育てる子どもは愛情深い人に育つ、②花の世話をする高齢者は元気で笑顔、③そんな子どもや高齢者を地域・住民が支援する、④花でつながるまちはきれいで気持ちがいい、住みたい!ということです。」
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「花づくりは地域づくりと人づくり」として、これからも市民と行政、企業等との協働・連携による花のまちづくり活動の輪を広げ、元気な秋田づくりを目指していきたいと思います。