2016年11月19日(土)と20日(日)の2日間にわたり秋田市アルヴェで「第37回秋田県花の祭典」が行われ、「秋田県花いっぱい運動の会」ブースではパネル展示とPRグッズ配布で協力させていただきました。
籠の中には活動の案内と、ちょっとしたプレゼント(花束に添えてもいいかも!)にちょうど良いサイズのメッセージカード、キャンディが入ってます。こちらはとても好評で、特に女性の方々は喜んで受け取ってくれました。
19日(土)は、毎年恒例フローリストによるフラワーデザイン競技会と県内の農業高校生を対象としたフラワーアレンジメント教室があり、大人も子どもも真剣な面持ちで取り組んでいる姿が印象的でした。
中央モニュメントの装飾やフラワーアレンジメントのコーナーには女性グループがお話に花を咲かせていましたし、生産者による切り花展示コーナーでは、花そのものの生育を確かめる男性のお客様が多かったような気がします。
賞をとった花卉は、やはりそれなりの規格をクリアしたもののよう(画像は、東北農政局長賞を受賞したシクラメン)。
ポインセチアやシクラメン等、今シーズンに適した鉢植えの販売コーナーもありました。
お花が好きな方にとって待ちに待った年中イベント、毎年趣向を凝らし花好きな来場者の目を楽しませている「花の祭典」。来年も楽しみですね。
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第37回秋田県花の祭典(告知)
2016年11月19日(土)・20日(日)の2日間、秋田拠点センターアルヴェ(1Fきらめき広場)にて、第37回となる「秋田県花の祭典」が開催されます。
当会も秋田県花の祭典実行委員会のメンバーとして毎年協賛させていただいております(画像は、昨年の様子です)。
両日とも会場は色とりどりの花に飾られ、様々な種類のフラワーアレンジメントの展示も予定しています。特に花き品評会用に飾られたお花は見もの。花き生産者が自信を持ってつくった見事な出来栄えの花が並ぶことでしょう。
他にも、鉢植えのシクラメンやポインセチアなど、毎年大好評の花き販売コーナーもあります。お花が好きな方なら見て損はないはずですので、ぜひお出かけくださいね。
【祭典行事日程】
★19日(土)9:00~17:00
フラワーデザイン競技会(10:00~12:00)
高校生のフラワーアレンジ講座(13:00~14:30)
寄せ植え体験講座(15:00~16:00 ※先着15名様参加にて開催)
★20日(日)9:00~15:30
プレミアム・フラワーショップ(午前11:00~12:00・午後14:00~15:00)
※仮想模擬花屋をオープンし、好きな花で、相手が喜びそうな色合いの花束を、贈る人を思い浮かべ、飾る場所までもイメージして、アレンジメントをご提案するデモンストレーションです。会場にいらっしゃるお客様(先着)が、購入するお客様役となって、実際の店員にオーダーします。終了後、何とそのアレンジメントはお持ち帰りいただけます!
なお、これとは別に祭典終了後、会場展示品の即売会を行います。2日間会場を飾った花を格安購入できますので、この機会をお見逃しなく♪
平成28年度メモリアルフォト(第52回花だんコンクールより)
第52回となる「全県花だんコンクール」の応募は、団体の部(学校)33・(地域)133・(職場)6・家庭の部17の各部門で、計189件でした。
それぞれに印象深い思いの詰まった花だん、どれ一つとして同じものはありません。
学校であれば校務員や技能士、担当職員の方々の指導・管理のもと、生徒一人一人が水やりなどの手入れをして頑張った成果が見られますし、地域の町内会や自治会であれば自分たちの住む地域が花でいっぱいになるようにという熱い思いが感じられますし、花好きな方々が集まったガーデニングクラブであれば、小規模であってもおのずと愛情を感じる花だんだったりします。
そんな、地域や団体ならではの「世界に一つだけの花だん」を、少しだけご紹介します。
【五城目町】
・町をあげて花いっぱい運動に取り組んでいる五城目町には、素晴らしい花だんがたくさんあります(上から順に、帝釈寺健奏会、新畑町銀星クラブ、下高崎老人クラブ喜楽会、脇乙長生会、野田老人クラブ寿会、上高崎老人クラブ光明会、町村老人クラブ、岡本一区老人クラブ盛寿会、広青苑、森山荘)。
【潟上市天王】
・秋田県立支援学校天王みどり学園は、広い駐車場に、まるで来校者を歓迎するかのように植えてあるのがいいですね。
【三種町】
・三種町立八竜中学校の中庭の花だんは、雨でもボリュームがあって美しかったです。カタツムリの被害を、土壌改良で改善しました!
・三種町立浜口小学校の校舎にお邪魔すると、来客を歓迎する案内板に花だんが使われており嬉しく感じました。
・「今年はあまり良くなかったので応募を考えましたが、参加することに意義があると思って」と、三種町立湖北小学校の先生。取り組みが大事なのです。
【能代市】
・秋田県立能代支援学校の敷地数ヶ所に設置された花だんはそれぞれに特徴があり見応えがありました。
【横手市山内】
・秋の花だんといえばサルビア。山内大沢区・山内大松川区の見事な咲き方に、丁寧に手入れをされた証が見られます。
・軽井沢区
平成11年に完成した大松川ダム建設に伴う移転により誕生した地区で、移転から今年で30年。移転碑の前にある花だんです。
【横手市十文字町】
・バス停前、花のある歩道でほっと一息。(「十文字歩道の環境美化を考える会」は昨年度の知事賞、今年度はモデル花だん)
・当会会長と審査員の佐々木さん、18年前から休耕田の活用・彫刻と花のある風景づくりに「減反画廊」を立ち上げ活動をしている「イチョーの会」の皆川さん。
【横手市増田町】
・今回の「秋田県知事賞」を受賞した増田町婦人会の花だん。その素晴らしい花だんの出来栄えもさることながら、婦人会による花のまちづくり活動は全国的にも定評があります。
【由利本荘市】
・石脇緑を守る会の「ほほえみ花だん」は、花だんを作っている方々が微笑みながら作業をしている様子が目に浮かびます。それを見る誰もが、にこやかになります。
南内越花いっぱいボランティアグループの花だんは、レインボーカラーです。
【大仙市太田町】
・今年度の「花いっぱい功労者」表彰を受けた「ハーモニー花だん」の大信田さんと、審査員の岩城先生。
・今年度モデル花だんのひとつ、大仙市立太田中学校。毎年素晴らしい校庭です。
・今年度モデル花だんのひとつ、北小神成(こがなり)部落会は、「天に星、地に花、人に愛」の心で花いっぱい運動に取り組んでいます。
・「花の駅」のホーム看板が面白い。スタンプラリーも行っていました。
・こちらも、今年度モデル花だんのひとつ小神成集落会の「花の駅」。
・こちらも、今年度モデル花だんのひとつ駒場新生会の花だん。散策可能な公園となっていますね。
【秋田市】
・牛島東六丁目子供会花だん。秋田市は、小規模ながらも皆さん協力し合って手入れをしている花だんがたくさんあります。
・今年のモデル花だんにも指定されている、浜田小学校の花だん。校務員さんのチカラも大きく、生徒一人ひとりが大切に手入れをしています。
・向野自治会の町内会館の前。風光明媚な農村地帯の道路沿いに花を添えています。
・町内の女性方が頑張っている館越町内有志の花だんでは、毎年種を自家採取して植えているそうです!
・「野良着でぶじょほだども~」と、秋田市立太平小学校の校長先生。奥では、環境学習の一環で生徒指導している稲刈りが行われていました。天日干しされたお米は、近所の老人介護施設等に寄贈されるようです。
・指定障害者支援施設小又の里では、入所している方々も率先して手入れ。向かいには、農家民宿「重松の家」もあり、秋田市内にあって風光明媚な農村地帯です。
・審査員の先生のアドバイスを受ける堀内婦人会の町内会長さん。「ご婦人方が頑張ってたんだよ、写真撮影俺でいいの?」と、笑顔。立ち会ってくださるだけでも感謝です。
・秋田市立飯島南小学校の整然と並んだプランターと、4階建ての校舎に沿って延びる朝顔が印象的でした。
・土崎将軍野四区町内会ガーディニングクラブのメンバーは、次で紹介する将四ガーデニングの方々と一部被っていますが、こちらは土崎駅前にあります。メンバー皆さん仲良しです。特に代表の貝田さんは、詳細な成長記録を取るなど勉強熱心な方でした!
・将四ガーデニングクラブは、審査員の先生も所属している地域とあって、その結束力と、小規模でありながらデザインに長けた花だんとしても定評があります。
・三千刈東町内会は、オリンピックをイメージしたゴールドメダルのGと、日本の国旗をデザインしています。日陰に強いインパチェンスを効果的に取り入れるなど、魅せ方にも一工夫あり、お花も活き活きとしています。
・水口町内会は、江戸時代の紀行家・菅江真澄も通ったという昔からある町内会で、道の入り口には庚申塚があったりと趣のある地域です。空き地を有効活用し、花と共に暮らしています。
花めぐりは、同時に地域めぐりと人めぐり。
どれか一つが欠けても、その地に存在しておりません。人の縁が、花を通じて地域も生きるということを感じられるのではないでしょうか。
第52回「全県花だんコンクール」表彰式が行われました
第52回となる「全県花だんコンクール」の表彰式が平成28年10月26日(水)午後、遊学舎「大会議室」で行われ、受賞団体・個人の他、花だんづくりに取り組んでいる方、花いっぱい運動に興味のある方等も含め、100人近くの参加がありました。
特別優秀賞の表彰の前に球根の贈呈式があり、農林中央金庫秋田支店の支店長の山本興一郎様から当会の佐竹会長にチューリップの球根2,500球が贈呈されました。
農林中央金庫秋田支店様からは、毎年、花いっぱい運動に役立ててほしいという主旨で、チューリップの球根をいただいております。
今回の花だんコンクールには、団体の部と家庭の部を合わせて189件の応募があり、特別優秀賞26団体・個人の表彰を致しました。
詳細につきましては、下記一覧からご確認ください(授与の画像は、秋田県花いっぱい運動の会会長賞6団体のうち「羽後町・飯沢老人クラブ那智会」様と、家庭の部3名のうち後藤圭子様です。他は割愛させていただきますのでご了承ください)。
その後、モデル花壇に指定されている花だんの中で特に優秀な活動を継続されていると認められる団体に「花のまちづくり賞」を授与、来年度から2年間新たにモデル花だんとして指定する団体・個人の発表をしました。
モデル花だんとは、2年連続で特別優秀賞を受賞された団体・個人に対して指定するものです。
次に、長年にわたり「花いっぱい運動」に取り組み、地域の環境美化や地域コミュニティの活性化などに貢献されている、大仙市太田町の大信田祐子さんに、花いっぱい運動功労賞を授与しました。
大信田さんは、夏に開催した「花のまちづくり協働推進セミナー2016」でもパネリストとして事例発表をいただいておりました。
今回の花だんコンクールを振り返り、佐々木仁審査委員長から審査好評の後、「秋田県知事賞」を受賞された「横手市・道の駅十文字」の樋渡直様と「秋田県教育長賞」を受賞された「三種町立八竜中学校」の渡部剛先生から、事例発表をいただきました。
道の駅十文字は、ドライバーの目に付く場所に花だんを設置することでゴミのポイ捨て防止や景観美化に役立ち、「わざわざでも立ち寄りたい」憩いの場になり、直売所の売り上げにもつながっているとのお話がありました。
八竜中学校は、毎年応募しているものの、近年はカタツムリの被害に悩まされ、一昨年より土壌改良に取り組んだお陰で、花だんが復活し、且つ生徒・職員一丸となって花の世話も協力し合った結果、受賞につながったと、喜びの声をいただきました。
いずれも、地域や関わっている皆さんの想いが詰まった「世界に一つだけの花だん」です。
今後も「花づくりは人づくりと地域づくり」をモットーに、花いっぱいの活動を継続しましょう!
第52回「全県花だんコンクール」入賞一覧
「花めぐり手帖」裏話~9月~
先々週行われた「全県花だんコンクール」の現地審査に、事務局Yも審査員の先生と一緒に周らせていただきました。
必ずしも今年度の受賞者とは限りませんが、「花いっぱい運動」に取り組んだ方々皆さまの頑張りに、改めてこれからの「地域づくり」における地域団結の象徴として参考になるのでは、と思いました。
それぞれの地域に想いを馳せながら、参考としてご覧いただければ幸いです。(なお、カッコ内の感想は事務局の個人的なものです。)
■9/14(水)潟上市・三種町・能代市
・秋田県立支援学校天王みどり学園
(広い駐車場に、まるで来校者を歓迎するかのように植えてあるのがいいですね。)
・三種町立八竜中学校
(校章をモチーフにデザインされたボリュームある花だんでした。)
・三種町立浜口小学校
(校舎にお邪魔すると、来客を歓迎する案内板に花だんが使われており嬉しく感じました。)
・三種町立湖北小学校
(「今年はあまり良くなかったので応募を考えましたが、参加することに意義があると思って」と、先生。取り組みが大事なのです。)
・秋田県立能代支援学校
(数か所に作られた花だんと、職員さんの笑顔、べらぼう凧で歓迎していただきました。)
■9/15(木)秋田市北部
・館越町内有志
(毎年、種を自家採取して植えているそうで、町内の女性方が頑張ってます!)
・秋田市立太平小学校
(「野良着でぶじょほだども~」と、校長先生。奥では、環境学習の一環で生徒指導している稲刈りが行われていました。天日干しされたお米は、近所の老人介護施設等に寄贈されるようです。)
・指定障害者支援施設小又の里
(入所している方々に手入れをしてもらっています。向かいには、農家民宿「重松の家」もあり、秋田市内にあって風光明媚な農村地帯です。)
・堀内婦人会
(審査員の先生のアドバイスを受ける町内会長さん。「ご婦人方が頑張ってたんだよ、写真撮影俺でいいの?」と、笑顔。立ち会ってくださるだけでも感謝です。)
・秋田市立飯島南小学校
(整然と並んだプランターと、4階建ての校舎に沿って延びる朝顔が印象的でした。)
・土崎将軍野四区町内会ガーディニングクラブ
(メンバーは、次で紹介する将四ガーデニングの方々と一部被っていますが、こちらは土崎駅前にあります。メンバー皆さん仲良しです。特に代表の貝田さんは、詳細な成長記録を取るなど勉強熱心な方でした!)
・将四ガーデニングクラブ
(審査員の先生も所属している地域とあって、小規模デザイン花だんで定評のある将四さんです。)
・栄町環境花壇部
(環境に配慮した花だんということで、アジサイを植えている珍しい花だんです。残念ながら審査会は毎年秋となっておりますので、アジサイのシーズンからは外れてしまいます。来年は、こちらの花だんでアジサイが咲いているところも見てみたいと思いました。)
・三千刈東町内会
(オリンピックをイメージしたゴールドメダルのGと、日本の国旗をデザインしています。日陰に強いインパチェンスを効果的に取り入れるなど、魅せ方にも一工夫あり、お花も活き活きとしています。)
・水口町内会
(江戸時代の紀行家・菅江真澄も通ったという昔からある町内会で、道の入り口には庚申塚があったりと趣のある地域です。空き地を有効活用し、花と共に暮らしています。)
・水口子供会
(水口町内会にある白幡神社の前を飾る花だん。子ども会の役員が中心となり、水やりは子ども達に当番制にしているのだそう。)
今年第52回となる「全県花だんコンクール」の応募は、団体の部(学校)33・(地域)133・(職場)6・家庭の部17の各部門で、計189件でした。
そして9月26日(月)、第2回審査委員会にて無事受賞団体が決定しました。
表彰式は平成28年10月26日(水)午後1時30分~3時30分、遊学舎「大会議室」で行います。受賞団体につきましては、後日正式に発表させていただきますので少々お待ちくださいね。
「太田花だんフェア」開催(告知)
県内で花いっぱい運動を積極的に行っている地域のひとつに、大仙市太田町があります。
役場・小・中学校等の公的な機関、道路端のフラワーロードや耕作放棄地を活用した花畑、自治会や個々の家に至るまで、町ぐるみで花だんづくりの取り組みをしており、秋の花盛りには町全体が色とりどりの花で彩られます。
そんな太田町で、平成28年8月27日(土)から9月4日(日)まで、恒例の「第24回太田花だんフェア」が開催されます。
8月27日(土)・28日(日)の2日間は、コイケ種苗株式会社による「寄せ植え体験講習会」が随時開催されるほか、花市も開かれます。特に「お花見バス」の運行は人気で、それぞれの集落会を中心とする「おおた花の会」メンバーにより整備された、集落内の花だんをバスで巡ることができます(コースは「太田花の里マップ」を参考に)。
時間は、27日午前10時・午後2時からと、28日午前9時からです。無料ですが定員34名です。詳しくは太田公民館(0187-88-1119)まで。
(画像はいずれも2014年の「太田花だんフェア」の様子です。)
また、8月28日(日)午後1時半から太田中学校体育館で「おおた花の会20周年記念式典」も開催。同校吹奏楽部の演奏会の後、前太田中学校長・黒澤一紀氏の記念講演などあります。式典に来場の方には、お花のプレゼントがあるとか!
お花が好きな方は、是非お出掛けください。きっと楽しめると思いますよ。
「おおた花の会」に関する過去記事も併せてご覧ください。
・おおた花の会・設立20周年記念誌「花心」発行
夏休みに親子で”花育”寄せ植え体験講座を開催しました
花や緑に親しみ、育てる機会をとおして、優しさや美しさを感じる気持ちをはぐくむことをいう 『花育』。大変好評だった大館市と湯沢市につづき、秋田市は「秋田県花いっぱい運動の会」事務局の入っている「ゆとり生活創造センター・遊学舎」で親子を対象とした体験講座を開催致しました。
7月31日(日)午前のみの開催予定でしたが、多数の応募があり急遽午後も開催することになりました。とても暑い中、午前の部は14組29名、午後の部は17組42名が集まり、今回主催の秋田県花きイノベーション推進協議会のあいさつからはじまり、続いて当事務局よりスライドを使って「花育」や「花にまつわる話」をしました。
次に講師を大仙市の「コイケ種苗(株)」の稲川喜美雄さんにお願いし、早速寄せ植え体験に。夏らしい天気の中、暑さに負けず元気な子どもたちと外での講習となりました。
25種類ほどもある花の苗から5種類の花を選ぶのに悩んでいた子どもたち。お母さんやお父さんとあれこれ相談している様子が印象的でした。
水のやりかたや肥料の与え方など子どもでもわかるようにレクチャーをしてくださり、早速この夏休みに、自分で植えた花を元気に育てようと思ってもらえたのではないでしょうか。
今回の体験をとおして、身の回りの花や緑(学校の花だん、地域の花だん)に対する思いに少しでも彩りを添えることができたら嬉しいです。
「花のまちづくり協働推進セミナー2016」を開催しました
2016年7月28日(木)、「花のまちづくり協働推進セミナー2016」を開催しました。
「花を介したコミュニティづくりと地域の未来」と題し、「日本花の会」事務局長であり「花と緑の研究所」主任研究員でもある和田博幸(わだ・ひろゆき)先生による基調講演からのスタート。
「花」を取り入れた事業を行い、全くの別団体同士が地域内外の交流を盛んにし、ネットワークの輪を拡大していっている事例や、園児と高齢者とが花を育てる活動を通して心を通わせ、子どもの情操教育と高齢者の活力や心の安らぎにつながっている例等を挙げ、多世代交流という観点からも今や「花育」は「シルバー花育」へとつながっていることなど話されました。
パネルディスカッションは「地域からの報告」として、花のまちづくりをとおして地域の活性化や花育に取り組んでいる五城目町の事例を、今後の展望も含めて五城目町生涯学習課・越高博美さんに、大仙市立太田東小学校と地域の方々との取り組みについて「太田花の会」の大信田祐子さんに、それぞれお話しいただきました。
講師の和田さんには引き続きコーディネーター役をお願いし、取り組みによってどのような成果があったかなど、パネリストのお二方に質問をしていただきました。
限られた時間に個別の挙手による質疑応答ですと、時間があっと言う間に過ぎ去ります。
ということで、今回は効率重視で、会場の皆さんにはあらかじめ配布していた付箋に講師の先生への感想や花のまちづくりに関する質問等を書いていただき事務局で回収、似たような質問は分類分けをし読み上げ、和田先生にお答えいただきました。
聞きづらかったことは疑問を持った時点ですぐに聞いて解決させることで次の具体的なアクションにもつながります。
この日の参加者は60名。うち7名は小学生のお子さんでした。
夏休みの貴重な時間に、花を介したまちづくりに興味を示して参加してくれた方々にとっては、明日からの生活にさっそく取り入れられそうなヒントを得ることができたと思います。
和田先生の「ホスピタリティーは自分自身がやっていることの延長だし、家庭で普段行っていることが公的なものにつながっていく」という話の中で、そういえば、故・永六輔さんも「おもてなし、とは、自分が持ってないもので飾り立てて無理をして出迎えるということではない、自分の身のまわりにある物で“持て成す”ことだ」と言っていたことを思い出し、事務局も改めて「花づくりは人づくりと地域づくり」、ひとりの人間が花を育てることで人間性を育て、仲間をつくり、地域を育てていくという基本姿勢を思い出したのでした。
第52回「全県花だんコンクール」を実施します
第52回「全県花だんコンクール」を実施いたします。
つきましては、地域で花壇づくりや花いっぱい運動に取り組んでいる団体や学校、個人の方などに広く周知の上、多数の応募が得られますよう、ご推薦いただきますようご協力をお願い申し上げます。
★申込書類のダウンロードはこちらから。
〇申込様式(団体の部)
〇申込様式(家庭の部)
〇申込様式(推薦書)
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● チラシ(裏)
● 募集要項
● 花いっぱい運動功労者表彰規定・推薦書