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「花の祭典」~スタッフ裏話~

花の祭典」におけるスタッフ裏話をひとつ。
「ダリア染めドレス披露」のモデルさんには今回、ドレスを着ていただくだけでなく、どうせならば「こちらのダリアを使って染めました」と、本物のダリアを持ってもらおうと考えた時、その花の調達をどうしようかに大変悩みました。

「花いっぱい運動」は本来、土のついた「花だん」や、その普及活動を通じて地域づくりや女性・高齢者・子ども等が世代間を問わず活動できる場の支援をしていますので、種苗屋さんの伝手はあっても「切り花」となると分野が違い・・・さて困りました。
かといって「花の祭典」会場内で使用したお花は、基本的には花卉商の方々が用意したものが多く、イベント終了後には抽選にて即売する商品でもあるため、いくら実行委員会のメンバーといえど「秋田県花いっぱい運動の会」の事業の為に勝手に使うわけにはいきません。

考えあぐねていたところ、「雄和ダリア染め研究会」の渡部様や、うちの佐竹会長の縁もあり、雄和のダリア生産の第一人者である鷲沢様ご本人から直接いただくことが可能となりました。
そして何と、今回特別に腕の良いフローリストさん(假屋崎省吾さんのお弟子さんとか…)にブーケを作っていただいたのです。
が!箱を明けてみると・・・残念なことに、花そのものの痛みが目立つため、これはとっても本番で使うには厳しい。リハーサルでのみお披露目することとなりました。
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幸い、ブーケと共に予備が数本入れてありましたので、本番用に急遽、状態が良い花を選んで、花のヤマトの吉川さんにお願いしリボンでまとめていただくことができました。
結果、大成功!
深紅の大輪ダリア二輪がドレスの色を穏やかに引き立て、気品とその存在感を会場のお客さんに魅せてくれました。
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ダリアの花言葉は、その花の種類によっていくつかあるようですが、良い意味では「感謝」「華麗」「優雅」とあります。
まさに、今回は様々な方に支えられ、臨機応変な対応のお陰で、花言葉に添った舞台が実現しました。
関わった皆様には、改めて感謝申し上げます。

花のまちづくり運動企画展

今年も早いもので、12月に入ってしまいました。
今年度の「花のまちづくり事業」は、花だんコンクール準備から審査・表彰式へと例年の活動に加え、今年は「花の祭典」実行委員会メンバーとして本格始動。他団体とも連携を組み、いつになく外交的な活動を行いました。
そんな活動の経緯を、写真で振り返る「花のまちづくり運動企画展」が、12/1(火)より遊学舎内県民ギャラリーで始まりましたよ!
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先日アルヴェで開催した「第36回花の祭典」で披露したダリア染めのドレスも、特別に展示してあります。
当日見られなかったという方は、是非、足を運んで本物の色合いを確かめてみてくださいね。
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「花のまちづくり企画展」は12/13(日)まで。開館時間は平日9:30~21:30、日曜9:30~18:00です。
「花づくりは地域づくりと人づくり」、これからも花をヒントに、地域とそこに住む人々との懸け橋になるような活動を考えて参ります。お楽しみに!

「第36回秋田県花の祭典」が行われました

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2015年11月14日(土)と15日(日)の2日間にわたり、秋田市アルヴェで「第36回秋田県花の祭典」が行われました。
「秋田県花いっぱい運動の会」ブースでは、例年パネル展示とチラシ配布のみで協力させていただいておりますが、お花を観賞するだけでなく、直接触感を楽しんでもらえたら…ということで「秋田県花き種苗センター」と共に花の触れ合いコーナーも設置しました。
これが何とも好評で、「このお花は張りがあって玄関に活けるのもいいわね」などと、笑顔でその触感を確かめている方が多かったです。
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14日(土)は、「秋田県花いっぱい運動の会」と「花きイノベーション推進協議会」、それに「花マイスター秋田会」の方々が連携し、小学生を対象とした「親と子のフラワーアレンジメント教室」を開催しました。
「花きイノベーション推進協議会」とは、夏休み期間中にも遊学舎を会場に「親子で寄せ植え体験」を開催した経緯があり、その時参加されたリピーターさんも合わせて、35組60名近い参加者が集まりました。
家庭の中にも花を取り入れて、少しでも豊かな気持ちで過ごしてもらいたいという「花育」のススメ、こんなことをキッカケに始めていって欲しいです。
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15日(日)は、ブライダルブーケショーのオープニングを飾る特別イベントとして、秋田県産ダリアを使って染めた生地でドレスを作り、世界にも類を見ない「ダリア染めドレス」をお披露目しました。
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モデルさんの雰囲気と相俟って、シンプルかつオリエンタルな洋装となりました。
この企画は「秋田県花いっぱい運動の会」が発案、「雄和ダリア染め研究会」による生地の染色、「TOKIファッション工科専門学校」による製作、それぞれのアイディアと技術が最強タッグを組み実現しました。
花の持つ魅力は、花そのものを愛でるだけでなく、こんな風に様々な形で活用のフィールドが広がっていくことも期待できますね。
今回は様々な方に支えられ、臨機応変な対応により実現しました。
関係者の皆様には、平に感謝申し上げます。

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他にも、会場内ではシクラメン等鉢植え花卉の展示即売もあり、お花が好きな方にとっては、いつもにも増して充実した内容となったようです。
2日間とも活気に包まれ、会場内では楽しげな声が絶えず聞こえ、さながら「花のロードショー」という感じ。
「いや~、やっぱりお花って良いもんですねぇ。」
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