花や緑に親しみ、育てる機会をとおして優しさや美しさを感じる気持ちをはぐくむ「花育」体験の一環として、大館市と湯沢市で親子を対象とした寄せ植え体験講座を開催致しました。
◇6/25(土)は大館市総合開発センターの体育館で11家族29名(子ども15名)が集まり、始めに伊藤事務局長が「花育」に関係する話や「花・華」にまつわる話・こちらのブログでも時折交えております「花ことば」についての雑学等を、スライドショーを使って紹介しました。
次に講師を花いっぱい推進委員でもある北秋田市の松岡誠三先生にお願いし「花づくり教本」を元に座学、具体的な土壌づくりや植え方、花の種類によって特性や手入れの方法に違いがあること等を説明しました。
小さな子どもさんには少し難しいお話もあったようですが、時にはこんな硬派な講習会で背筋を伸ばしてみるのも有りです。保護者の方々には良い勉強となったようですので、これを機に親子で「花づくり」について会話を広げるきっかけになればと思いました。
実際の体験では、松岡先生の見本を元に、お子さんの数だけ寄せ植えを制作。
お父さんやおばあさんと一緒に体験するお子さんもいらっしゃいました。
◇6/26(日)は湯沢市ふるさとふれあいセンター「かしま館」で17家族39名(子ども20名)の参加があり、前日同様伊藤事務局長による「花にまつわる話」からスタート。
講師は大仙市の「コイケ種苗㈱」より稲川喜美雄さんにお願いし、早速寄せ植え体験に。そよ風の気持ち良い外での講習となりました。
こちらはさすが苗屋さん、5種類もの色とりどりの花を選ぶことができ、ちょっと豪華な寄せ植えとなりました。
作業をしながら適宜レクチャーというスタイルでしたので、子どもさんは飽きることなく、また時間の短縮という意味でも効率の良い体験講座となりました。
松岡先生、稲川さん、講師の先生方の教え方の違いはあれど、それぞれが大切に思っているポイントを掴み、特徴を吸収できたよう。何より、三世代で楽しそうに参加してくださった方や、子どもさんの満足そうな笑顔が見られただけでも、開催して良かったと思います。
(左)「じょうずにできるかなぁ?」 (右)握ってみて、ホロリと崩れるのが良い土の証拠。
恒例の「裏話」に続きますので、お楽しみに!